Facebook集客のコツ-ビジネスやブランディングに活用すべし
Facebookは 世界で多くのユーザーが使っているSNSのひとつとして知られています。
実際に多くの企業がビジネスやブランディングに活用して 成功事例を出しているので、これを利用しないのはもったいない話です。
そこでFacebook集客のメリット、デメリット及び集客のコツを事例付きで解説します。
Facebookのメリット5選
(1)実名登録なので濃いつながりが実現可能
最近はSNSを使った集客方法が注目を浴 びていますが、以前のSNSの形といえばニックネ ームをつけてのやりとりが主流だったので、匿名 同士のつながりがメインでした。好きなことを好きなように発信することができ る点ではメリットも高かったのですが 、ビジネスに活用するとなるとつながりをそこ まで重視しない傾向にあったので難しいものがあ りました。
しかし、Facebookの場合は登録において実名が基 本となっているので濃いつながりが持ちやすい メリットがあり、これを上手に活用する ことによってSNSでの集客に成功している人も多くいます。
さらに実名になるので批判的なコメントが入り にくく、ビジネスをする上でのマイナスにな る情報があまりつかないのも実名登録 をすることのメリットの一つで友人情報など もオープンにすることでアピールすることもできます。
またFacebookは無料で利用することができるのでコ ストがかからないメリットも高く 、これから事業を始めようとしている段階に ある場合も事前につながりをたくさん作って おいて集客につながるなどの方法もあります。
また、会社や事業専用のページなどを作るこ ともできるので知人にいいねをしてもらうこ とによって存在感をあらわすことも可能です。
ビジネスマンの必須ツールとも言われている くらいFacebookはビジネス戦略において重要に なっていますので Facebookのメリットとして位置づけて 是非とも使い倒しましょう。
(2)セミナー集客がしやすい
Facebookには独自の機能が搭載されており、中でも 注目すべきなのが セミナーや イベントを作成することができる機能です。この機能を使うとセミナー告知をすることができるのでとても 便利です。
元々はBtoCに高い効果があると言われていたfaceb ookですが、使い方次第では BtoBでの効果も高ま、上手に活用すること でビジネスへの応用や集客効果を得ることができます。
(3)企業はクーポンが発行できる
何か購入する場合にクーポンをチェックして少しで も安く購入したい消費者は多くいます。例えば同じAという商品があった場合にB社では10 00円で売っていてCでは700円で売っている場合に 社で買う場合は事前に200円割引のクーポンで値引き が可能とした場合にC社で購入する方が100円安く てもクーポンがあることでB社から買う消費者は 意外と多くいるものです。
クーポンという響きに弱いのが消費者ですが、 企業としてFacebookに登録してページを作成す るとFacebook上でクーポンを配布することが できるため、これを活用して集客効果を高め ている企業は多くあります。
なお クーポンを利用する場合のコツとしては割引率 を大きくすることがありますが、定価よりも20 %以上の割引率にすることがクーポンとしての価値を高め るといわれています。
ただし、割引を大きくすることは利益率を低下 させることになるのでバランスを考えた上でクー ポンによる割引率を考えていくこともビジネス 戦略では重要なことです。
(4)情報拡散力が強い
企業がFacebookを活用してビジネスに役立てる ことのメリットとしてFacebookが持つ高い拡散能 力があります。これを上手に活用することがで きれば高い集客効果へとつながりその勢いが 高い場合はメディア紹介などにつながって相 乗効果をもたらすことがあるから見逃せません。
Facebookの情報拡散力の強さの秘密はいいね!や シェアにありますが、投稿したものに対していいね! をすると友人に情報が共有されますし、 シェアされれば、その人が投稿した ことになるため、多くの人の目に触れるこ とになります。
ですので、 情報拡散を狙うためには多くのファンを事前につ けておくことも前提条件として必要であるといえます。
(5)アカウントの量産が可能
Facebookを上手に活用することによって集客効果を 高めてビジネスに活かすことができますが、個人 ページだけでなく会社専用のアカウントを作るな どアカウントを量産することができるメリットが あります。個人アカウントを作る場合は本名での登録が原則 となっており、相互に友人を増やしていくこと によって多くの人に情報が伝わる側面 があります。
自営業や個人業者の中にはあえて会社用のアカウ ントを作らないで個人アカウントの投稿からビジ ネスに関連する情報を発信している人もいま すが、一般的なアカウントから仕事のことば かり投稿するのはあまり良いと されない風潮なのでしっかり発信したいので あれば会社専用のページを作ることがおすすめです。
Facebookは情報拡散能力に優れているので、複 数のアカウントで拡散の波に情報を載せること がビジネス戦略を考える上で重要 になります。
Facebookのデメリット2選
(1)カスタマイズ性が低い
ホームページや無料ブログやワードプレス に比べると、 Facebookはカスタマイズ性が低いのがデメリッ トです。似たようなFacebookがネット上にたくさん溢れてしまうこともあり、 オリジナル溢れる自社の宣伝コン テンツとして利用するためにはなかなかパンチが足りないのは 仕方がないことなのかもしれません。
ですので、 できればワードプレスなどと併用するのが望ましいです。
(2)過去の記事の閲覧がしにくい
Facebookは記事がフロー型になっているので過去に投稿してきた コンテンツが蓄積されることはなく閲覧しにくいのがデメリット です。ですのでせっかく記事を投稿しても 一定の期間が過ぎると他の人の投稿によって埋 もれてしまうため、どれだけいい情報を発信し てもフォローしている人が多い人だと見ても うにも至らないことがあります。
ですので、やはりワードプレスなどを使ってカバーするのが 望ましいといえます。
(3)アカウント凍結リスクがある
今や各企業が集客ツールとして活用するようになっ たSNSですが、その中でもFacebookは会社専用のペー ジを作成することやユーザーの多さから情報拡散 能力に長けており多くのビジネスマンが利用して ビジネス戦略に活かしています。Facebookを巧みに利用して集客効果を高めてビジ ネスに成功したモデルがある一方で、fac ebookに依存し過ぎたことによって ビジネスで失敗してしまったと言うモデルもあ ります。
ページの作成や投稿において費用がかかること はないので、そのまま利用を止めてコストが無 駄にかかってしまうリスクはないものの 、これまでに集客効果のあるメディアとしてフル活 用してきた場合にアカウントが急に凍結さ れるのはリスクがあります。
特にFacebookの規約違反をした場合に ペナルティとしてアカウント凍結に なる恐れがあります。
問題なのは通常利用していてもアカウントが急 に凍結されてしまうケースがあることで、サイ ト側に警告を受けることなく急に凍結される こともあります。
特に理由して多いのはなりすましによるもので すが、なりすましたつもりではなくてもちょっ とした情報の誤差などによってなりすましとし て判断されてしまうケースもあります。
情報発信ツールとして活用して頂けであれば、 あまりダメージはないのですが、Facebookあり きのビジネスになっていた場合は大打撃を受 けることになります。
これを回避するためにもいくつかのアカウントを 作成してリスク分散させることや他のSNSでも同 様に情報を発信するなどしてリスクをコント ロールすることが運営側に必要不可欠です。
Facebook集客方法のコツ7選
(1)セールスの要素を控えめにする
Facebookを利用している人は世界に何億人も いますが、すべての人がビジネスや消費者目線で利 用しているわけではなく、大半の人は日々の出 来事などを他の人と共有することを目的としてお り、ビジネスで利用している人からのアクショ ンを極端に嫌う人もいます。これまでFacebookを利用してきた人の中には独自 に友人を作って、何百人から何千人の友達が いる人もいますが、ビジネスを始めるにあたって 友人が多ければ多いほど拡散能力は高くなる のでビジネス利用のメリットが高くなるのは 言うまでもありません。
しかし、あらかさまに事業目的として情報を 発信するようになるとこれまでいいねやコメン トを入れてくれた人が遠ざかるようになり、 結果として友人をなくしてしまうことにつな がることもあります。
ビジネスに必死な気持ちになるのは分かります が、そんな必死な姿さえも良く思わない人も 少なくないので自分の感覚だけで考えない ようにすることも大切です。
友人をなくさず、なおかつ事業に役立てたい のであればセールスの要素をできるだけ控え るようにすることがコツになりますが、その ためにもセールスとは異なる自分自身の日 記などもマメに更新するようにしましょう。
また、自分自身のFacebookとは別に会社用のペー ジを立ち上げることもおすすめで、プライベー ト用と分けることによって既存の友人に不快 な思いをさせることもありません。
(2)自社サイトへの誘導を目的として活用する
Facebookを使って集客効果を高めるために利用する 場合の注意点としてセールスばかりの情報を発信 しないようにするために、あえてfaceb ook上で派手な宣伝をしないでワードプレスで 作成した自社のホームペー ジへ誘導するための一つのツールとして利用す る方法もあります。すなわち Facebook内部では一切セールスをせずに集客だけに 専念し、自社の ホームページにアクセスを流し込んできて誘導し、 自社のホームページ内部でセールスに専念する 形をとるのが得策です。
誘導するためのコツとしては、投稿を見ている人 の興味がもっとも高くなったところで続きはリン ク先で見てくださいといった方法で誘導する 方法がおすすめですが、その答えを誘導先で 知る流れを作ることです。
また、誘導先となる自社サイトのコンテンツ を一部Facebookのページで紹介するのもよいでしょう。
(3)ファンを楽しませる要素を盛り込む
一般利用しているFacebookのユーザーのタイムライン には友人などがいいねした投稿などが流れる仕組み になっているため、これを上手に活用することに よって自社の集客効果を高めることができます。しかし、消費者の心をつかむのはプロのコンサ ルタントでも難しく、日々さまざまな取り組みを 考えて実践している人でも思うように人が集まら ないのが現状でもあります。
その一方で意外な取り組みが功を奏して多くの消費 者の心をつかむようなこともあるので分からないも のですが、以前にある会社がクイズを出したとこ ろ多くのいいねを集めたところからビジネス戦 略の一つとしてFacebookでアプリを作成してクイズを出す会社 が 増えました。
特に日々のニ ュースや季節にマッチしたクイズを出す方が消費者 の目に留まりやすいといわれているので、これを参考に してクイズの作成をしてみるとよいでしょう。
(4)季節に合わせたネタを投稿する
Facebookで情報を発信する場合のおすすめとし ては季節に合わせたネタを投稿するのがコ ツです。ただ、 どれだけいいことを書いていて も消費者側が興味を持たないと拡散につ ながることはありません。
季節にあわせたネタがそのまま自社の宣伝につな がれば、それ以上のことはありませんが、自社がア ピールしたいものと季節との関係性がない場合で も言葉の頭には季節と関係した文章を入れるこ とで見る人の心をつかむきっかけになる可能性 は十分にあります。
Facebookをビジネスで活用するためには投稿をどん どんして消費者の反応をじかに感じることも大切 なことで、これを繰り返すことによって自ずと消 費者が求めているものが見えてくるものです。
(5)自社商品利用者の声を投稿する
顧客は商品を購入する前に、他の利用者の声をかなりの 高い確率でチェックする傾向にあります。やはり商品を購入して失敗したくありませんから 当然のことなのでしょう。
ですので利用者の声を投稿することによって集客効果を 期待することができます。
ただ偽の声を投稿するのは信頼性を失うので 避けるようにしましょう。
また明らかにプラスの事ばかりを強調した声を掲載しても 疑われる可能性があるので、きちんとマイナスの声も 掲載するようにするのが望ましいです。
またマイナスの声を掲載した場合、情報が一気に拡散されてしまって 自社の運営危機の可能性も否定できませんので、 発信する情報には責任を持つことや十分に考 慮した上で行うようにしましょう。
(6)自社サイトやブログのURLをつぶやいて誘導する
Facebookが数あるSNSの中でも特にビジネス利用で 重宝されているのは高い集客効果が理由となって いますが、自分で広告を出して宣伝する場合に 比べるとローコストで利用することができる のも魅力です。ただFacebookの性質上、長い文章を書いて投稿しても他の人 の投稿によってすぐに埋もれてしまう恐れがあります。
そこで、ワードプレスで作った 自社サイトやブログのURLをFacebookの記事内に掲載して誘導する のが効果的です。
(7)属性に合ったフォロワーを増やす
Facebookにはいいね!機能があり、情報を拡散するには うってつけです。ですので、いいね!の数が多ければ それだけ相乗効果によって高い集客効果を高 めることができます。
ただし、やみくもにいいね!を増やしたとしても、 集客の効果が薄かったらナンセンスですので、 く属性に合ったファンを増やすことを軸 にすることをおすすめします。
例えばダイエット商品を売りたいのであれば、 ダイエット情報を提供する専門のFacebookアカウント を作って、ダイエットの情報を継続的に 提供する事によって、ダイエットに興味を持つ顧客が 集まってきます。
Facebookは情報発信ツールとしてだけでなく上手 に利用すれば自分の会社のファンを増やすことに もつなげることができますが、その高い情報拡散 能力によって負の情報が流れてファンを減らし てしまうリスクがあることも覚えておきましょう。
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