プログラミングの必要性・メリットを解説！不要説への見解も言及。スキルは人生最大の財産だからこそ全身全霊で学ぶべし！ITの鉄人

プログラマーやエンジニアが市場から求められている

IT業界は進歩が非常に早く、これに迅速に対応していく必要が あります。

しかし IT需要の拡大するわりに供給が追い付かなかったり、 労働人口の減少傾向にある事や、 IT技術の進展による需要構造の変化などの様々な要因が 重なって IT人材が圧倒的に不足しています。

ちなみに 2030年には最大で79万人不足すると経済産業省が発表しているのは 衝撃的です。

ですので日本が他国に後れを取らないためにもIT人材の 育成は急務といえます。

義務教育化に対応しなければならない

小学校では2020年度から、 中学校は2021年度から、 高校では2022年度から義務教育化されたことは記憶に新しいこと です。

そもそも義務教育とは国が国民に対して強制する教育であり、 国民が共通に身に付けるべき公教育の基礎なので これを避けて通るわけにはいきません。

国語、算数、英語などの従来の科目と同様に プログラミングの重要性が着目された証でもあります。

AIやロボットを凌ぐスキルを習得する機会

第3次人工知能ブームとも呼ばれる近年では、 AI技術やロボットによって仕事の自動化などが進み、仕事のスピードが 各段にアップしました。

その反面、仕事が奪われるリスクが否定できません。

例えば、一般事務、銀行員、レジ打ち、ウエイトレス、 運転手、警備員などは今後消える職種だといわれている のは事実です。

だからこそAIやロボットを凌ぐスキルを習得する 必要があります。

この点、 プログラミング を習得すればAIやロボットを開発したり 操作したりする側に周れるので、 仕事を奪われずに厳しい時代を生き抜く武器になる のは容易に想像できるはず。

プログラミングが常識となる世のなかで生き抜く力を付ける

幼い学生はプログラミング義務化の元でプログラミング学習をして 10年も経過すれば就職を して社会で活躍する時期にさしかかります。

プログラミングを学んでこなかった会社の先輩や上司は、 プログラミングについて何も知らないわけですから、 新人と一緒に仕事をする上で支障をきたすのは目に見えています。

先輩は後輩にお手本を示すべき存在ですので、何も知らないでは 済まされません。

ですのでプログラミング義務化世代の人たちと対等に コミュニケーションができるようにするためにも プログラミングは今からでも学ぶべき教養と 位置づけるべきです。

大手企業や有名人が必要性を説いている

プログラミングの重要性については大手企業や有名人が必要性を説いている 点もも逃せません。

以下に実例を紹介します。

ノーコードプログラミングに限界がある

通常はプログラミング言語のソースコードを記述して開発を進めていくのですが、 ソースコードの記述をせずに開発ができるノーコードプログラミングとよばれる手法があり、 ます。

プログラマーなんて必要ないのではないかと言われる理由がこの ノーコードプログラミングにあります。

最近ではノーコードプログラミング専用ツールが開発され、 簡単にブログやWebサイトやECサイトを開発することができるようになりました。

しかしノーコードプログラミング専用ツールでは開発できるサービスの機能には 限界があり高機能でかつ複雑な作業には対応しきれませんし、 表示速度が遅くなって開発パフォーマンスが低下したりする 欠点が否定できません。

またちょっと考えてみてほしいのですが、 ノーコードプログラミング専用ツールを開発している人は一体誰でしょうか？

ズバリ、プログラマーなのです。

とするとプログラマー不要になることはまず考えられないのです。

ですのでノーコードプログラミングが発展する特定の領域では プログラマ―の需要が減るかもしれませんが、 ノーコードプログラミングでは表現しきれない領域をカバーできる プログラマーこそ重宝される存在なのです。

これは以下の有力人物の発言からも理解できるはずです。

「プログラマ」と「エンジニア」の違いですね
(どちらも場合によって意味が広い言葉ですが)

コードを書くだけの「プログラマ」だと淘汰されるかもですが
ノーコードも含め、技術を組み合わせる「エンジニア」であれば価値が高まります。

たにぐちさんの意見は本質をついてて、とても共感できます https://t.co/Ij0IsdbZ1g

— Apoto | Syuntaro Kane (@apopotoapoto) June 27, 2020

プログラマをやってて、よいコードを書けないのは、文法を知らないとかではなく設計能力の問題なので、そうした人がノーコードやローコードならシステム開発できる、ということはたぶん無いですね。
ノーコードやローコードでも設計は必要です。むしろ設計は難しくなる場合もある。

— 杉本啓 (@sugimoto_kei) July 30, 2021

仕事の幅を広げることができる

プログラミングを特技にするだけでも 仕事の専門性が高まり、会社や組織からの信頼性が 高まり、新しい仕事に着手するチャンスが生まれたり、 発言力が上がるなどのメリットがあります。

例えば、ロゴやバナーだけしか制作できないWebデザイナーが プログラミングができたとしたら一歩抜きんでた存在になりますし、 プログラミングを教える立場に立つ仕事をすることができたりと、 可能性は無限大です。

収入アップが狙える

プログラミングは専門性が高いスキルで、手に職を付けることが できます。

特に 専門性は収入に比例する傾向にありますので、 頑張ればそれに見合って収入が増えるので やりがいが感じられるでしょう。

ちなみに プログラマーといっても企業に勤務している人、 フリーランスとして独立している人など様々ですが、 平均年収は430万程度といわれています。

この金額を見ると、思ったほど高くないではないか、と 思う人もいるかと思いますが、 ここだけの話ですが、 プログラマーとして年収1,000万円～2,000万円を獲得している 人もいるのは事実です。

衝撃的すぎる・・・金額ですね。

医者、弁護士、大学教授の年収に匹敵するかそれ以上が 狙えるほど可能性に秘めたスキルですので全力で学びましょう。

就職や転職でアドバンテージに立てる

IT人材不足が進行する中、最近では未経験でもプログラミングを 学ぶ意欲のある人材を積極的にポテンシャル採用する 企業が増えています。

しかもコロナ影響もあり、あらゆる業界で オンライン化やテレワークが導入されているため、 プログラミングスキルを駆使してWebサービスが開発できる 人材や、ネットワークを支えるインフラエンジニアは 重宝されているのも事実です。

ちなみに 比較的新しいAI系のプログラミングのPythonはとても需要が高い わりには実践できる人が少ないため、かなりの高収入が期待できます。

特に さまざまな意思決定の場面において、 データにもとづいて合理的な判断を行えるように意思決定者を支援する職種として知られる データサイエンティストや機械学習を実践するときに役立つので、 積極的に学習することをお勧めします。

リモートワークに対応できる

プログラミングの作業は場所や時間的な制約なしに 実践できるので、リモートワークが可能な求人にも 対応できるため、仕事の幅が圧倒的に広がります。

作業現場に行かなければ仕事ができない飲食店スタッフ、 警備員、旅行のツアーガイダンスなどと比較すると、 非常に仕事をする上で有利な立場に立てる可能性が高いです。

論理的思考が養える恰好のスキル

論理的思考とは 物事を体系的に整理して矛盾なく筋道を立てる物事の 考え方のことでロジカルシンキングとも呼ばれています。

この点、 プログラミングは 1つ1つのタスクを頭の中で順序立てて整理し、 効率よく目標を達成するための最善の方法を トライアルエラーを繰り返しながら 導き出す訓練ができるので論理的思考が身に付きます。

ですので 仕事の効率性や生産性を上げることが可能ですし、 しかも物事を論理的に捉えながら話すこともできたり、 聞き手にもわかりやすく伝えることができるなど 多大な効果が期待できるところも見逃せません。

クリエイティブな発想がカタチになる

プログラミングはとてもクリエイティブなスキルで、 自分が思い描いているアイデアを実際のカタチにする ことが可能になります。

例えば、ボイスチャットができる便利なサービスを作ってみたい、 ExcelやGoogleスプレッドシートで自動化したい、 オリジナルロボットを制作したい、 ショッピング向けのECサイトを運営してみたい、 スマホのゲームアプリを開発したい・・・など と思ったとき、プログラミングを実践すれば、 サクッとできてしまうから衝撃的です。

仕事での活躍はもちろんのこと趣味としても 生涯を通じて楽しめるのもプログラミングの醍醐味なのです。